2020/08/22 00:07


去年も秋に参加させていただいた Wool felt of Art in Nishinomiya、通称 #秋の羊毛フェルト展 ですが、今年も第2回に参加させていただきます。


https://wool-felt-of-art.jimdofree.com/

(展示会のHPです。ご覧下さい。)


今回はテーマがあり、絵本の世界を表現することになっています。


色々悩んだ末に雪の女王をテーマとすることに決めました。


皆さんはアンデルセンの雪の女王、ご存じでしょうか?


仲良しの幼なじみ、カイとゲルダ。ある雪の日にカイは雪の女王を馬鹿にして怒りを買い、叩き割られたガラスの欠片がカイの心と目に刺さります。


その日からカイは人が変わり、仲良しだったゲルダにさえも意地悪をするようになります。そしてさらには、雪の女王に連れ去られてしまうのです。


大好きだったカイを探す決意をしたゲルダ。道中様々な困難にも負けずに女王の城にたどり着き、ついにはカイを取り戻す、というお話です。


…あらすじはこんな感じ。


羊毛フェルトで作るキャラクターは女王とカイとゲルダの三人。


まずはメインとなる女王様から作りました。


面長でつり目、不敵な笑みを浮かべている綺麗な女性。そんなイメージでチクチク。



最初に頭を作った時には目の色が薄かったのですが、



悩んだ末に濃いめの色に変更



いつもなら髪の毛も染めるのですが、雪の女王なのであえて羊毛染めずに白の巻き毛にしてみました。

少し妖怪のような不気味さもあると思います。


そして女王様が一段落したところで次にカイ。

ひたすら魂の抜けたようなうつろな表情になるようにチクチク。

自分の好みだけなら普段こういった表情の子は作らないのでよい練習になりました。





そして今日作っていたのはゲルダ。

友達を探しに行くゲルダですが、彼女まで不安な表情をさせるよりも希望を持ったキャラクターだと思ったのでやんわりと微笑ませました。



今日は手のひらまで作って、おしまい。


明日はゲルダの腕をつけて、カイとゲルダにも髪の毛をつけてあげようと思います。